4/04/2010

XBOX360 JTAGhack NAND Flash(XBReboot 導入)

本体の改造はすべて自己責任です。
自分で試した Xenon 基板 LPT 経由の NAND Flash 以外のことは確認できません。
この記事の内容を Xenon 基板の XBOX360 以外で実行しないで下さい。
時には諦めるという事も必要です。

前回までの作業で XBOX360 Xenon 基板の正確な NAND Dump ができました。
あとは Dump した NAND から kv.bin と config.bin を作成し, xbr.bin に inject し, xbr.bin を XBOX360 へ書き込めばほぼ終わりです。

まず xbr.bin を用意します。
xbins の
/XBOX 360/development/XBReboot/
にあります。
基板毎に必要なファイルが異なりますので Xenon 用の XBR_Xenon_8955_3.zip をダウンロードします。
ダウロードが終わったら解凍し, XBR_Xenon_8955_3.bin を xbr.bin に名称変更して Nandpro と同じディレクトリに複製しておきます。

NAND1~3 まで三つの正確な NAND ファイルがありますが,三つとも同じものであることが確認できていますので,NAND1.bin を使用して kv.bin と config.bin を作成します。

前回と同じようにコマンドプロンプトから
nandpro nand1.bin: -r16 kv.bin 1 1
nandpro nand1.bin: -r16 config.bin 3de 2
と入力すれば Nandpro と同じディレクトリに kv.bin と config.bin が出来ています。

nandpro xbr.bin: -w16 kv.bin 1 1
nandpro xbr.bin: -w16 config.bin 3de 2
これで xbr,bin に kv.bin と config.bin をインジェクトできました。

今度は xbr.bin を XBOX360 へ書き込みます。
NAND Dump した時と同様に, XBOX360 の AC コンセントをつなぎ,電源は入れずに, D-sub 25pin コネクタを PC のパラレルポートと接続します。

nandpro lpt: -w16 xbr.bin
と入力し,45分くらいで書き込みが終了したら,一度 XBOX360 の AC コンセントを抜きます。
5分ほどそのまま放置。

XBOX360 をケースだけ外した状態まで組み立て,PC と接続している D-sub 25pin を外し,ディスプレイと接続します。
DVD ドライブのイジェクトボタンを押して起動します。










↑のような XeLL 画面が出るのを確認します。沢山 error が出ていても無視します。
 一度電源を切り,今度は イジェクトボタン以外の方法で起動します。
無事起動すれば完了です。恐らくダッシュボードのバージョンが変わっていると思いますけれどそれで正解です。

もし起動しなかったり,挙動がおかしな時は再度 xbr.bin を書き込みます。
xbr.bin を何度書き込んでもダメなら, kv.bin と config.bin の作成からリトライします。
最悪,無加工の NAND1~3.bin のどれかを書き込みなおせば,元に戻るはずです。

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