8/15/2013

CONTOUR ROAM2

パッケ。Amazon 限定色
昔からウェアラブルカメラというか車載カメラというかそういったものに興味があり,まだウェアラブルって言葉が一般的ではなかった時代に,小型のカメラを購入してその性能の低さ,汎用性・耐候性の無さ,製品としての未熟さゆえに玉砕。
 苦い思い出に今,リベンジです。

 リベンジに選んだ製品が "CONTOUR ROAM2" です。
2013年夏の時点ではまだ日本国内で正規輸入品がなく,並行輸入に頼らざるを得ません。 それならと,得意の個人輸入(と言っても Amazon.com) で購入。せっかくなので Amazon 限定色にしてみました。


なかなか良い色です
本体はおそらくアルミ製。Amazon限定色は購入前に見たイメージより光沢感やヘアライン加工が美しく,所有欲を満たしてくれます。写真だと緑色っぽく見えるんですが,実物は黄色に近いですね。

 CONTOUR の一連のモデルには映像を出力するモニターが装備されていません。 おまけに細かい設定はパソコンと USB 接続した後,専用のソフトウェアで行う必要があります。
 そのため狙った映像を撮るには事前にカメラのマウント位置を吟味したり,明るさやマイク感度を調節する必要があります。

画角は125度か170度
ほとんどの場合一度決めてしまえば良いんですが,微妙に水平でない映像が撮れてしまったり,凡ミスで90度もしくは180度傾いた映像が撮れてしまっても「まぁいいか」で済まない人,その場で確認できないと不安になる人は買わない方が良いでしょう。

 様々なマウントが発売されているのもこの CONTOUR を買った動機の一つですが,マウント類を効果的に使用するためにレンズと CCD が一緒に 270度も回転します。 その補助として水平確認用のレーザー照射もできます。
 ですからヘルメットや車やバイクのボディなどの側近に設置して撮影する場合のようなカメラ本体を地面と水平/垂直に設置しにくい時でも ,CCD の角度を調整して対応できます。
 競合製品と比べてとてもスマートに設置できることが最大のメリットではないかと私は思います。

水平確認用レーザー
撮影可能なモードは 1920 x 1080p 30fps / 1280 x 960p 30fps / 1280 x 720p 30fps or 60fps の動画と 2592 x 1944 pix の静止画で静止画の撮影間隔は 1秒 3秒 5秒 10秒 30秒 60秒。
画角は 1080p のみ125度で他は170度。

 ROAM2 は本体のみで水深 1mの水中撮影に耐えます。
本格的に水中撮影するなら専用のハウジング必須ですけど,不意の降雨や降雪,水族館や遊園地などのアトラクションで水しぶきを浴びるようなシーンでも気兼ねなく撮影できます。

 モニターがないのは軽さや形状の自由度,本体容積の縮小にも貢献していますが,なにより耐衝撃性が抜群です。
落下の際やサバゲーで運悪くレンズに硬い物が直撃すれば割れるんでしょうけどね。それは他のカメラでも同様です。

裏蓋内にボタン類を集約
撮影開始と電源投入動作が一緒になっていて,本体上部の大きく操作しやすいスイッチを前方にスライドさせると,解り易いビープ音とともに撮影を開始し,後方にスライドさせればまたもや解り易いビープ音とともに撮影が終了し電源も切れます。
 多くの方がレビューしている通り,自動二輪で車載映像を取る際にグローブ越しでも操作しやすく,ヘルメット越しでも聞き取れるビープ音のおかげでせっかくのシーンを取り逃がす可能性を大幅に減らすための,とてもよく考えられた操作性だと思います。

 自動二輪 と 自動車 と マウンテンバイク に取り付けて車載映像の撮影,水際のイベントや水中撮影に使用するつもりなので,本体と同時にマウントも色々購入しました。
 鍾乳洞に持って行ったり可能なら絶叫マシンに固定して撮影もしてみたいですね。

マウントごちゃまぜ
本体と microSD カードで重量は 153g ちょっとあるので決して軽くはありませんけど,掌に収まるこのサイズなら「使わないかもしれないけど一応」と気軽に持って行けるのも魅力ですね。

ちなみにお値段は 200ドルをわずかに下回る程度。
いくつかのオプションと送料を足しても現在のレートで 33,000円程度でした。

Full HD 画質で防水防塵,気軽に持ち運べてかんたん装着かんたん撮影,文字通りウェアラブルなビデオカメラがこのお値段ならお買い得と言えるんじゃないでしょうか?
使いこなせるかどうかは,自身の工夫次第ですけどね。

もし ウェアラブルカメラを比較検討中で何か不明な点がございましたら,気軽に質問してくださいまし。 可能な限り実機で検証したいと思います。

8/13/2013

CBR250R (MC41) 無限 Special Edition

Right Side
世間では,主にそのネーミングにおいて酷評されていますが,250cc クラスの自動二輪の中で 2012年に最も売れたといわれる CBR250R (MC41) の 2013年モデルに 無限SE が販売されたので,通勤専用だった FORZA (MF08) から乗り換えました。

 片道 40Km 以上,毎日二人乗りで 8年間通勤に使用した FORZA も限定カラーの SE でしたが,走行距離が 8万キロを超え,保険の更新時期とか昔ほど二人乗りしなくなったりとかでスクータである必然性がなくなって乗り換えと相成りました。


Left Side
実はこのカラーが発売されていると気づいたのは 6月のことで,すでに発売から 4か月余りが経過していました。
日頃お世話になっているホンダドリームさんに問い合わせ,なんとか確保できました。

 さて購入前に見た各地のモーターショウに出品されていた写真と,実物の 無限SE とは全体のカラーリングこそ似ているものの細部はかなり異なります。

販売されている 無限SE は車体の下半分が真っ黒です。
 この仕様で販売されている以上,これが 無限SE だと言ってしまえばそれまでですが,下半分が黒いとどことなく垢抜けないといいますか,もう少し派手でもいいかなと思ってしまうのです。

 それならとモーターショウのイメージに近づけるべく,パーツを物色しましたが,無限から公式にカウルセットとか赤いアルカンタラシートとかの販売予定はないみたいです。

 リムスッテカーだけは車体と同時注文したので納車時から貼ってありますが半端に無限っぽい状態はなんだかむず痒い。
ないものは作ってしまえと,燃料タンクにゴールドライン,アンダーカウルは無限カラーにしてしまいました。

 元々細部がかなり異なるので正確に再現するより,自分なりのバランスを考えて配色しています。
タンクのラインも幅 80mm で本家より細めですがどうでしょう?




2013/8/24 追記

ベース車両が ABS 付なので市販されている多くのバックステップは取り付け不可です。

約 1,500km 走ってみた感想は,過不足ない動力性能と軽快さに加えとてもよく曲がって燃費も良い,時代にマッチした乗り物だと思います。
操っていてとても楽しく感じます。



難を言うならブレーキはもう少しガツンと効いてほしい。
13年モデルからシートの形状が見直されていますけどステップの位置も後退させてもう少し足付きを良くしてもいいかな。