10/31/2013

GARMIN tempe

パッケ
GARMIN etrex30 ですけれど何度目かのアップデートで ANT+ 機器の温度センサーが使用可能になってました。

Birds eye の機能を借りて作成した Bitmap 全国地図で非常に見やすくて有用な運用をしておりましたが,せっかく使える ANT+。
ケイデンスとかハートレートは専用のサイクルコンピュータを使用しているので必要ありませんが温度センサーは使ってみたい。

現在の外気温なんて知らなくても全く困りませんし,知ったところでなにか有利になるわけでもありません。 ただの好奇心です。

でも好奇心には勝てません。



中身
あまりいい写真がなくてすみません。写真の右側にある黒い物体が "tempe" 本体です。
センサのみのサイズは実測で
横 35mm 縦 24mm 厚さ 8mm 重量 7.4g
ホルダーを含めると
横 45mm 縦 28mm 厚さ 13mm 重量 9.5g
とかなり小さいです。
写真右下の丸いのが CR2032 電池です。

センサだけポケットに入れてもいいのですが,ホルダを使えば 幅 25mm 厚さ 3mm 程度のベルトに挟んだり,ストラップに付けたりできるのでホルダごと持ち歩いています。

設定から
ANT+ の詳しい説明は致しませんが, Bluetooth に似ています。
小消費電力で通信距離 数メートルの極近距離相互通信の規格です。
日本では最近になってやっと自転車用のスピード,ケイデンス,ハートレートセンサー/モニターなどで見かけるようになってきました。

etrex30 で tempe を使うのは簡単です。
左の画像の順で実行していけば何のトラブルもなく使用できます。

etrex30 は米国版で自分で日本語仕様に変更したので,表示が異なると思いますが問題ないでしょう。
迷うほどの物ではありません。とても簡単です。
tempe は執筆時正規輸入品が存在するみたいですが私が購入したのは並行輸入品です。


ANT Sensor を選択
GARMIN tempe の外観は遠くから見ても GARMIN と一目で判ります。
ロゴ入りでうっすら内部が見える黒色。
電源は CR2032 ひとつで寿命は約一年。
スイッチの類は一切なく,電池を入れれば即通電,ペアリングしてモニタ側の設定を ON にするだけで自動的にログ取得開始です。

本体だけでは使用できず,現在の温度すら確認できません。
モニタするための機材が必要です。
電池の残量も電池切れもテスターを使う以外に確認する方法はありません。

10m 防水で使用温度は 摂氏 -20度から60度まで。
普段持ち歩ける環境でなら大丈夫と思えばいいんじゃないでしょうか。
電池蓋にパッキンが入っているので,水没させてもすぐには壊れないと思いますが,炎天下に放置すると壊れるような気がします。

tempe Sensor があるはず
etrex30 で使用する時はペアリングを済ませるのは大前提として,「現在の温度」「24時間の最大値」「24時間の最少値」を他の項目と入れ替えることで表示できるようになります。

単位は最初から「摂氏(℃)」でした。
変更方法は不明ですがまさか GPS の座標から…ってことはないでしょう。

この場合の24時間とは,現在時刻から過去への連続した24時間のことだと思います。
おそらく, tempe 本体に24時間分のログを常時上書きしながら保存しているものと思われますが etrex 上で24時間のグラフを表示することはできません。


初回のみ新規スキャン
etrex で表示しているデータの更新間隔は不明ですが1分くらいじゃないかと思われます。
もっとも,人間の生活範囲での温度変化なんて緩やかに上下する物なので1秒間隔でも1分間隔でも実用上は全く変わらないといっていいでしょう。

と言う訳で,etrex30 では現在の温度を見るだけです。

それだけじゃちょっと寂しいので,せっかくの温度データを PC に転送できないものかと思いました。
そこで GARMIN ANT Stick も同時に購入したんですが,PC で ANT+ とペアリングしてデータを表示するようなソフトウェアが見つかりません。
Android 機 でも試しましたが,ケイデンスとかハートレートばかりでまだ温度を表示するところまで辿り着いていません。

検索中
etrex30 以外でデータを表示するのは今後の課題ですかね。

etrex に話を戻しましょう。
表示したデータは GPS のログと一緒に記録されます。
ログを保存して PC に転送後 GPX データを覗いてみると,座標や時間とともに 0.1度単位で記録しているのが解ります。
データの更新間隔は不明ですが全行にわたってデータは記録されています。

そのまま GARMIN BaseCamp で読み込めば,温度とその他のデータを重ねてグラフ表示できます。
現時点ではこれが一番スマートですかね。




接続になれば完了
GPX ファイルを加工すれば Open Office などで必要なデータだけグラフにして視覚化できそうです。
試しにカシミールで読み込んでみましたが,温度のデータは華麗に無視されました。
カシミールの地図上でトラックログを指してその場所に居た時の温度が表示されると嬉しいんですけれど。

気になる etrex30 の電池の消耗具合ですけれど,今のところ若干早くなくなるような気がする程度です。
少なくとも eneloop pro で連続24時間程度は持ちました。





大きさの目安に
仕事で日頃から外気温の測定をしているのでプライベートでも etrex のさえ立ち上げていれば現在地の気温を把握できて,自動的に温度ログを残せるのは便利です。

価格は並行輸入品の tempe が 4,000円ちょっと,データを見るために GPSR などが必要なので温度ログを取るためだけならかなり高額ですがすでに etrex30 などの対応機器を持っているなら,悪くない製品だと思います。

しかしこの簡素なデザインや電池を入れたら後は自動オペレーションみたいな割り切りは日本製にはないですね。
必要な人が機能を吟味して気軽に拡張でき,簡素な設定で十分使える,今回の温度センサー tempe のようなガジェットとそれをワイヤレスで実現する ANT+。
今後もっと沢山の対応機器が国内外から発売されることを期待します。

10/27/2013

CBR250R(MC41) とサイドバッグとサポート

サイドバッグサポート部品内容
MF08 FORZA から乗り換えて4か月余り,以前ほどではないけれど通勤で使う頻度は多く,おまけに最近は仕事といえば泊りの出張なので荷物が多くて困ります。

ただし,仕事以外では荷物が少ないのでリアボックスはつけません。最初はタンクバッグか荷物が多い時はリュックも背負って対応してましたが,低身長(160cm後半)のチビッ子なのでリュックがリアシートに触れてあまり乗り心地が良くありません。

リュックが嫌ならタンクバッグを大型化するか,リアシートにバッグ
ボルトの突き出し
吟味した結果サイドバッグに決定。

サイドバッグは DEGNER(デグナー) NB-36 を付けます。
パイピングが赤く車体のカラーとマッチしそうなのと,容量/本体サイズが適度だったのと,うまくウィンカーを避けるデザイン,簡単に着脱できて空荷でもそこそこ形を維持するセミハードタイプだったのが決め手です。

バッグ自体は9月の上旬に入手していましたが,サポートフレームの在庫がなく先日までお預け状態でした。
バッグだけでは荷物を入れると自重で垂れて熱いサイレンサー上端に接触するのでサイドバッグサポートは必須でした。

まずはサイドバッグサポート Plot PSD177 の取り付けです。
側面
基本的にタンデムステップのフレームに共締めするだけですが左側は既にキジマ製ヘルメットロックがあります。
でも他につけようがないのでやるしかありません。

納車時からヘルメットロックを付けているのでこのボルトが純正かどうかわかりませんが,左右でボルトが異なっているのでなんとなく純正じゃないような気がします。

タンデムステップとヘルメットロックの位置関係を変えないようにサイドバッグサポートを一番内側に挟み込みます。

後方
ボルトは 7mm 程度噛んでいるようです。
少し心配ですが大丈夫でしょう。緩むようなら長い物に交換します。
下側の固定は専用の金具でタンデムステップに足を置いた時にガード(なんていうのかな?)を挟み込みます。
上2本下1本 合計3本のボルトで固定完了。
片側10分もあれば終わります。

右側はタンデムステップのフレームでサイレンサーも一緒に吊ってるので,ボルトや工具などを落としてサイレンサーに傷を付けないよう予めウェスなどで保護しておきましょう。

ボルトの固定トルクが異常にに強くて最終的にはヘキサレンチをプラハンで叩きながら徐々に緩めましたが大きなトラブルもなく取り付け終了。
締め付けトルクはサイレンサーの振動で緩まないように強めなのかな?

さてどうでしょうか?
右前から
サイドバッグサポートは簡単に着脱できないので,今後は装着したまま乗ることになります。
車体の基本色が黒いのでほとんど違和感ありません。
これなら十分許容範囲です。


それでは次にサイドバッグを取り付けます。
以前一度取り付けているのでそのままポン付けと思っていたら,サイドバッグサポートの下側の固定ボルトがサイドバッグの前側を固定していたベルトを通す穴を塞いでいました。

サイドバッグサポートは他に取り付ける方法がないので,サイドバッグのベルトをなんとかします。
サイドバッグ付き側面
すでにベルト長はいちばん長い状態に調節しているので,延長ベルトを使いますが,これが帯に短し襷に長しでうまくありません。
色々考えた末,延長ベルトをちょっと強引に短く調整して余った部分が後輪に巻き込まれないようまずは結んで固定しました。

一定期間このまま使ってみて,ベルトの再調整の必要がないようなら完全に固定しようと思います。


うん。やっぱりサポートがあるといいですね。
車体と平行に保たれてますし,サイレンサーに触れる気配すら感じられないクリアランス。
サイドバッグ後方

右側の形が若干いびつなのは,送られて来た時から。
梱包の関係でゆがんだみたいですが使っているうちに直るでしょう。

タンデムツーリングのことを考えて結構後ろに寄せたつもりですがうまくウィンカーをよけています。
この位置ならタンデムで使用した時に同乗者の足が当たることはありません。もちろん,乗る人の体型如何ではこの限りではありません。

近々この装備でツーリングに行ってみようと思います。
最近めっきり寒くなってきたので10月中に阿蘇山方面へ日帰りかな?
その時何か気づいたことがあれば追記します。





サイドバッグ右前方から