4/07/2013

リア・フロントキャリア

www.freeload.co.nz
今まではちょっとしたツーリングはもちろん,輪行する時もバックパックで済ませてました。
お土産には目もくれず,最悪のことは考えないで荷物を厳選して最小限にすれば何とかなりました。

でも,やっぱりキリがないもので結局 キャリア+パニアバッグ を付けることになりました。

フルサスでディスクブレーキ仕様のバイクには市販のキャリアはほぼ装着できないのは探す前から判ってました。
そして私の場合はシートポストに取り付けるタイプも NG。
シートの後ろには工具入れと小物入れが鎮座しているのです。

freeload TR-1
でも付きそうなのがありました。
それが今回の freeload TR-1 です。
freeload には SR-1 っていう小ぶりな物もありますが,天面が平らで,左右のレールにパニアバッグ(ORTLIEB Back Roller)を取り付けるつもりなので TR-1 にしました。

リアに取り付ける場合は直接スイングアームに固定するため,ハードテイルでもフルサスでも左右のアームの高さがほぼ均等ならほとんどのバイクに取り付けることができそうです。

フロントに取り付ける場合はレフティや倒立フォークモデル以外ならほぼ問題ないと思います。

取り付け前
取り付けはとても簡単。
仮締めには先端がボール状のヘキサレンチが有用です。必要な工具類は全て付属しています。

リアに付けるときはスイングアームに,フロントならフロントフォークにベルトで固定するだけです。

固定用のベルトをラッチ付の軸の中央にあいたスリットに通して,あとは巻いていくだけ。
ベルトの幅が1インチあるのでがっちり固定されます。
ゴム製ブロック挟み込み

検索すれば取り付け方法を解説している映像が見つかると思います。

ヘキサレンチのボール側で普通に巻いた後,2~3ノッチ増し締め。
三種類の長さのステーを自分のバイクに合ったものに交換し,角度をうまく調整した後にステーが動かないようにボルトを増し締め。

本当に簡単です。
リアブレーキ付近

写真のバイクはディスクブレーキ用の台座が大きく前方に伸びていて,その上に装着するような形になってしまいました。
その分左側の取り付け位置が高くなってしまうので,反対側に高さを合わせるためにゴム製のブロックを挟み込んで水平にしています。

ブレーキワイヤーや,シフトワイヤーなどを挟み込まないように注意すれば誰でも取り付け可能だと思います。
旅先でパンク修理する方がはるかに難しいでしょう。
一番長いアームを使用
専用のキーをリリース用の穴に差し込んで180度回転させ,ラッチを押し上げるようにリリースすればベルトは手で引き抜けます。

キーがなくても 3mm程度の細いヘキサレンチなどで代用できます。
旅先で付けたり外したりすることはまずないでしょうけど,着脱が簡単なのは嬉しいですね。

どうでしょう?

取り付け後
タイヤとのクリアランスがあまりないように見えますが,キャリア自体がスイングアームと一緒に上下するのでタイヤと接触することはありません。
29er や大きなブロックタイヤは接触するかもしれません。

あとはパニアバッグですね。
物は注文済みなので届いたら取り付けられるかどうかもあわせてレビューしてみようと思います。

ラッチのリリースに使うキー
樹脂パーツやステー,デッキ部分は単品でも保守部品として販売しているみたいです。

パニアバッグを付ける人用にサイドに付ける巻き込み防止のガードもあるんですが,売り切れが目立ちますね。
なくても大丈夫だと思いって買ってませんけど。

freeload は THULE に買収されたようで最近は THULE ブランドで販売していますね。
Thule Pack ’n Pedal™ Tour Rack

だそうで。
見た感じロゴが違う以外同一商品みたいなのでオプションや保守部品が買いやすくなればいいな,と思う次第です。




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